日程:030717-18
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今回は金山湖とニセコ方面をはかりにかけて、「道の駅のハンコをたくさん押せるから」という理由で、ニセコ方面倶知安へ進出決定。折よく名古屋からおいでになっていたロウライダー小林さんとの合キャンも実現し、とても楽しいキャンプになった。 |
…が、その反面、ハンコに固執するあまり、かえってツーリングの楽しみをスポイルするなど、最近の考え方に一石を投ずることにもなった。来年は多分、道の駅ハンコラリーはしないだろう。。。 |
トランクBefore→ |
今回の遠征は倶知安。近場だし、一泊だから荷物は少なくてすむ。ガソリンストーブとオイルランタンを使うようになって、ガスの装備に気を遣わなくってすむので、実際には風呂敷一包み+ランバーパックでも十分。 …なんだけど「余裕もあることだし」ということで、今回は流しソーメンマシン”ソーメン太郎”を持参することに。幹事長は結構否定的な目で見ていたようだ。 トランクAfter |
沼ノ端インター |
ここんとこ「道の駅スタンプラリー」に血道をあげているので、今回は苫小牧等の市街地をパスすべく高速利用。久々に高速に乗ったが、舗装がいいから走りやすくってイイ。 登別で降りると、そこでまず目に付くのが巨大な鬼。「これは!」と撮影すべく、脇によせると水車が。「水車もフレームインさせよう」とファインダーをのぞくと今度は団子三兄弟が。遠近感無視のわけわからん写真なり。 いつもながらエキセントリック |
海を渡る橋 空行く気分 |
室蘭、伊達、壮瞥(そうべつ)、留寿都(るすつ)、ニセコと道の駅を巡礼。なかでも室蘭の道の駅は白鳥大橋のたもとにあり、岡山出身のワシとしては瀬戸大橋を彷彿とさせられる。 瀬戸大橋、今ではお荷物みたいに言われてるけど、建設中の当時には「夢の架け橋」なんて呼ばれてたんだよう。 調子に乗って、橋を渡りながら走行中写真を撮ってみた。が、結構怖いし、仕上がりもパッとせんので、あんまりやんない方がイイと思います。 |
キャッキャ キャッキャとな |
倶知安旭丘キャンプ場1600着。名古屋のロウライダー小林さん、苫小牧のZRX Mamiさん、幹事長が到着していた。 で、ついにソーメン流したど!! 思った以上のウマさ(というより楽しさ)で、12玉持って行ったソーメンが1玉残ったのみ。流しソーメンなんて何年ぶりか? 30前後のイイ大人がキャッキャとソーメンいただきました。 旭丘C場は決して広いサイトではないが、単車で20台くらいなら窮屈でなく収まって、トイレ・水場も近いわけだからかえって使いやすいといえるだろう。 夜半に札幌のとしちゃん到着。ワシ酔っぱらっててとしちゃんの写真がないのねんのねん。ごめんして。 |
今回は明星風写真 |
目覚めれば晴天。Mamiさんがご飯をたくさん炊いていたのをおすそ分けしてもらいつつ、またも満腹。撤収するにもあんまり天気がいいもんでついベッドでゴロゴロしてしまう。 …しかしワシには道の駅でハンコを押す、という使命がある! 小林さんやサイトを同じくしたライダーの皆さんとハンナリ別れを惜しみつつ、0900出立。 旭丘C場、トイレが汲取で紙がないことを除けば、かなり完璧に近い良サイトだ。ツーマプに「ライダーに人気の」と形容されているのもムベなるかな。 |
顔ハメ派! |
とにかく最初の道の駅、岩内を目指そう、と考え、国道を北へ。幹線だけに、交通量も少なくなく、流れは緩慢だ。 道の駅に到着すると、旭丘C場で見かけた単車もいる。話を聞けば「パノラマライン最高でしたー!」と。 …こんな晴天でパノラマラインを走らなかったワシ、愚かなり!! 「道の駅のことばっかり考えて走るのって楽しいもんでもないなあ。。。」という気持ちが生まれる。 写真は岩内道の駅での顔ハメ&昨日の伊達での顔ハメ。 |
誰が呼んだか「積丹ブルー」 |
次に目指すは神恵内(かもえない)。積丹半島を半周して、余市を目指す寸法だ。左手に望む日本海、人呼んで「積丹ブルー」。 かねてから紺色の日本海が好きだったが、ここではまさに紺と碧(みどり)の色合いが見事だ。写真で再現しきれないのが口惜しくさえ感じる。 道の駅では「スタンプラリーに参加、ご苦労様です」と張り紙されているのが癒される。 |
コンビニ休憩もなくひた走る |
余市から国道の一本南手の道路”フルーツロード”を抜け、朝里(あさり)から定山渓→中山を目指す。 札幌国際スキー場に到達する前のループ橋が楽しい。等速で常に同じバンクで回っていると妙な錯覚を覚える。 「中山峠名物、揚げ芋をいただくまでは」と休憩なしでひた走る。空腹でクラクラしながら揚げ芋をむさぼり、やっと一息。 と、中山峠の道の駅トイレには「ヨソのゴミは捨てるな」と語気強い張り紙。「したっけ何かい? ヨソで食ったモノのウンコもするな、と!?」 |
疲れちゃったよう |
先の中山峠の張り紙、正確には「絶対 ご遠慮願います」と書いてある。言いたいことはわかるが、「絶対」という強制と「ご遠慮願います」という依願に慇懃無礼を感じる。 神恵内のようにラリイストを応援してくれる道の駅もあるが、一方では高圧的な姿勢が見え隠れするところも少なくない。 利用者側に問題がある場合も少なくないだろうし、「利用させてもらってる」と謙虚な意識を持つことも重要だ。 だけど、”サービス提供側が上に立った対応”に終始するようなら、この楽しみも長く続かないだろうなあ、と暗い気持ちになるのだった。。。 |
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